村田 久美子(むらた くみこ / MURATA Kumiko)
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■ 研究室 | ||
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■ 専門領域 | ||
応用言語学、英語教育、会話・談話分析、語用論、異文化コミュニケーション、共通語としての英語(Engish as a lingua franca) |
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■ 2015年度担当科目 | ||
<2年必修>英語学I
<2年以上選択>Discourse, Culture and Communication
<ゼミ>英米文学語学演習T・UA
<大学院>英語学研究指導、英語学演習(1, 2)、英語学特論U、英語科内容学研究指導、英語学研究演習 |
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■ 専門紹介 | ||
応用言語学は幅広い領域を網羅していますが、私は特に、異なる文化・言語を背景とする人々が実際にコミュニケーションを図るときに、どのようなコミュニケーション上の問題点や誤解が起こりうるかということを、書きことばと話しことばの両方に焦点を当てながら研究・調査をしています。分析にあたっては主として、会話・談話分析という手法を使っていますが、コミュニケーションは非常にいろいろな領域に関係する学際的な分野なので、他の分野の知見も取り入れています。例えば、会話の含意、発話行為、ポライトネス等の概念を取り扱う語用論、あるいは、参加者の視点やコンテクスト等も考慮に入れる民俗誌学的方法論などの分野とも深いかかわりがあります。また、特に日本人の英語話者が異文化でのコミュニケーションを図る場面を分析し、その結果をコミュニケーション能力の向上や異文化理解、英語教育にいかに生かしていくかということも研究しています。 話しことばの研究では特に、日英語での会話のスタイルの比較分析を行なっています。これは、個人レベルでのインフォーマルな会話から、生徒と教師、医者と患者、政治家の演説、インタビュー、法廷でのやり取りなどの分析をも含みます。書きことばの分析では、メディアディスコース、特に、新聞記事の分析もしています。これは最近注目されている批判的談話分析(Critical Discourse Analysis)といわれる分野とも深く関係しています。 以上の分野での私の著書及び共編著を下記に挙げます。
Murata,
Kumiko (ed)
Exploring ELF in Japanese Academic and Business Contexts: Conceptualisation, research and pedagogic implications Murata, Kumiko and Jennifer Jenkins (eds) Global Englishes in Asian Contexts Current and Future Debates. London: Palgrave Macmillan、2009
村田久美子・原田哲男編著『コミュニケーション能力育成再考―その理論と実践』ひつじ書房,
2008. Murata, Kumiko, A Cross-Cultural Approach to the Analysis of Conversation and Its Implications for Language Pedagogy.
Tokyo: Liber Press, 1994. |
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■ 論文指導範囲 | ||
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■ 所属学会 | ||
大学英語教育学会:http://www.jacet.org/ 国際語用論学会( IPrA):http://ipra-www.uia.ac.be/ipra/ 英国応用言語学会(BAAL):http://www.baal.org.uk/ アメリカ応用言語学会(AAAL):http://www.aaal.org/ TESOL (Teachers of English to Speakers of Other Languages):http://www.tesol.org/s_tesol/index.asp IATEFL (International Association of Teachers of English as a Foreign Languages):http://www.iatefl.org/ IAWE (International Association for World Englishes):http://www.iaweworks.org/ |
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■ 研究業績 | ||
PUBLICATIONS |
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■ 研究プロジェクト | ||
ELF (English as a Lingua Franca 科研 Project ELFワークショップのお知らせ |
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